『五節句コンサート』
コミュニティサロン『珈琲樹』で五節句コンサートが開催され、五節句にちなんだ和菓子をご注文頂きました。
毎回どのような和菓子をお届けしようかと、節句の意味を調べたり季節感を取り入れたり。。とても楽しいお仕事をさせて頂きました(*^^*)
節句は、日本の暦の1つで、伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日です。
五節句とは、江戸時代に定められた五つの式日を節供と呼び、美しい季節のならわしとして今日に受け継がれています。
☆七草の節供(人日) 一月七日☆
★桃の節供(上巳) 三月三日★
☆菖蒲の節供(端午) 五月五日☆
★七夕の節供(星祭) 七月七日★
☆菊の節供(重陽) 九月九日☆
『菖蒲の節供(端午)・五月五日』
初回は端午の節句からのスタートでした。
兜の和菓子と迷いましたが、練切り製で茶巾絞りにし、菖蒲の花をイメージしました。中餡はフランボワーズ餡です。
フランボワーズ餡・・・聞いたことある~?(^^;
❝やっぱりパティシェが作る和菓子だからね~、ちょっとひねりが必要よね❞と、邪道な線を狙ってみました(笑)爽やかな酸味がきいて美味しい餡になりました。
ご好評頂けて嬉しかったです(*^^*)
『七夕の節供』(星祭)・七月七日
暑い夏のコンサート、喉越し良く召し上がって頂けたらと水菓子の線で考えていました。水羊羹だけでは芸がないし(芸人じゃないけどね(^^;)、錦玉寒だけでは味気ないし。。考え抜き調べ抜いた結果、❝水羊羹+錦玉寒の合体水菓子❞を製作。
さらに、強く七夕をイメージしたいと錦玉寒に星と金箔を散りばめました♪
水羊羹部分と錦玉寒部分がなかなかうまく合体してくれず大変苦労しましたが、オーナー様、お客様にも喜んで頂けて苦心した甲斐がありました(*^^*)
友人たちからは、❝怪しい水晶みたい~~~❞とウケました(笑)